2012年05月08日
ゴールデンマスカットから出来る辛口白ワイン、美味い!
こんにちわ。フレスタプラスです。
やっぱり北イタリアの白ワイン、好きなんですね~。このミネラル感、清涼感、
キリットした切れ味、たまりません。染み入る染み入る染み入る・・・あぁうまい。
今日はマスカットの突然変異種と言われる「ゴールデンマスカット」を用いた
白ワインのご案内です。なるほど~マスカットな甘く爽やかな香りとキリッとドライ
な味わいのギャップがたまらん。ミネラル感たっぷりですよ。
ちなみにこのワイナリーの上級ワイン(日本未輸入)が今年のイタリアソムリエ協会が
選ぶ最優秀白ワインにノミネート(3本の内の1本)されているんですよ。
◆2010 Manincor moscato giallo
マニンコール モスカート・ジャッロ 2500円
(イタリア、トレンティーノ・アルト・アディジェ州/モスカート・ジャッロ100%/白/辛口)
マニンコールはイタリア最北、南アルプスにあり、スイス、オーストリアと国境を
接するトレンティーノ・アルト・アディジェ州(南チロル地方)にあるワイナリー。
1608年から続いているそうですからかなりの老舗ですね。
殆どの地域が気候の厳しい山岳地帯で、ブドウ畑は温暖な南風が吹き込む、
巾の狭い谷の斜面に細長く続いています。
2006年よりバイオダイナミック農法(ビオデナミ)を一部で実践、化学肥料を使
わず、自然環境を重視した方法を駆使して栽培されています。2009年よりこの
ビオデナミに完全移行し認定されています。
マニンコールとは胸に手を当てる動作、つまり心からの思いのこもった真摯な
態度を意味し、まさにこの生産者のポリシーを表しています。
このモスカート・ジャッロ(ゴールデンマスカット)からなるワイン、畑に自然発生する
天然酵母を用い醗酵(一部は樽醗酵)、熟成はステンレスタンクのみで行い、
フレッシュさをキープした状態で瓶詰めされます。
マスカットと言うだけあり香りには爽やかな甘さも感じますが、飲むとビックリなキリッと
した酸が心地よくミネラリー。染み入る美味さを皆さんもぜひ体験してください!
ゴールデンと言う言葉がピッタリな輝くような黄金色の液体。ボトルは透明瓶なので
開ける前から色はわかるのですが、グラスに注ぐとより一層輝きが増すイメージ。
香りは前述の通り、マスカット主体の爽やかな甘さとミネラル感の強さを感じさせる
塩っぽい香りとスパイシーさが混在。どことなく東洋的な果実をイメージさせます。
輸入元の資料では「控えめな辛口」な説明でしたが中々しっかりとドライなワインで
味わいには柑橘系の果実の雰囲気もたっぷり感じます。グレープフルーツに青リンゴ、
梨・・・もちろんマスカットの爽やかな果実味もありますが甘さのあるワインとは絶対に
思わないスッキリとしたドライな味わいです。この染み入るようなミネラル感がたまらない
ですよ。どこか塩っぽい、ポカリっぽい皮膚から吸収できそうな旨味は土壌の石灰岩質
由来でしょうか?旨味を感じますね。スッキリですが飲み応えもあります。
最初はワイン単体で楽しんだ方が良いかな?なんて思ってたのですが、スパイシーな
料理にも合いそうですね。結構癖の強い料理にもいけそう。中華料理系の辛味にも
合いそうです。キムチも試してみたいな。なんか合いそうな気がします。
白ワインな季節がやってきましたね~。実はプライベートでは白を飲む機会がの方が
多い僕が自信を持ってオススメします!マスカットと聞くと甘いワインを想像しますが、
これはオドロキの辛口です。めちゃ美味しいよっ。
Posted by frestaplus+ at 20:48│Comments(0)
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