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2013年02月01日
珈琲をみんなで淹れて飲もう会
アロハ! 昨日は「珈琲をみんなで淹れて飲もう会」を開催
自分の店でイベントを開催・・・・・ 全く予想ができない
楽しみ&多少の不安。 どうなることやら・・・・・
しかし心配ご無用でした 笑
ドリップする方、飲むだけの方 総勢10名 めっちゃ盛り上がってくれて
良かった~ 素で楽しい時間でした あっという間2時間

(いきなり風呂敷を解いた瞬間 今から風呂入る? 笑
ブッチぎりでカマしていただきました!)

(珈琲道真っしぐら! 気合の点滴ドリッパー 流石です)

(東京からお越しの田中さん エキシビジョンでエアロプレスでの抽出)
*スカイツリー近く「東京スコーン」というスコーン屋さんの店主
コーヒーもマニアですので もちろんスコーンもマニアです 美味いよ!

こんな感じで和気あいあいと。 みなさん真剣ですが スマイルあり MCありで
楽しさのみ!
最後は記念写真で終了~~~
楽しい秘訣は 飲み比べの批評全くナシ!コレです
同じ豆、同じ水を使用して 良くもこんなん違いが出るもんだ!
スッキリと。 コクが。 冷めるに従い甘味が増す。 飲込んだアフターテイストが強く出る。等々
自然とプラスな要素が口から出てくる コレですよ コレ!
美味い 不味い そんなの関係ないね!
こんなポットで こんなドリッパーで こんな抽出すると こういう味わいになるんだ!という
発見の楽しさ。 もう僕は只々 爆笑していました!
競う 教える 教えられる こういう感覚が全くないフラットな気持ちで
好きな珈琲を通して楽しむ集い。 いいですね!
早速「次は何時??」なんて言ってた方もいらっしました 笑
またやりましょう! 楽しむたけの集い!
最後に お忙しい中 ご参加くださった方々 ホントありがとうございました!
2013年01月25日
コーヒーの精製方法
アロハ! 今日はコーヒーの果実が「コーヒー」になる過程で
大切な要素 「精製方法」について
一見さくらんぼの実のようなコーヒーチェリーがコーヒー豆になるには「精製」とよばれる工程が必要になります。
コーヒーチェリーの果肉を取るとパーチメントという硬いカラの状態になり、
さらにその中にいわゆる生豆という部分が入っています。この生豆を焼き上げたものが
店頭に並んでいるコーヒー豆です。
果肉を取り除く作業を「ウェットミル」、パーチメントのカラを取り除く作業を「ドライミル」(脱穀ですね)なんていいますが、
精製作業の中でとても重要なのはウェットミルの部分です。
ウェットミルの精製方法もひとつだけではなく、さまざまな方法があって、コーヒーの香味に大きな影響を与えたりします。
このコーヒーの精製方法についてもちょこちょことご案内しておりますが、今回は特集としてご案内したいと思います。
コーヒーの精製方法は大きくわけて、
★ナチュラル精製
★フルウォッシュド精製
★パルプドナチュラル精製
の3つに分けられます。
★ナチュラル精製とは、
摘み取ったコーヒーチェリーをそのまま天日にさらし、果肉がカラカラになるまで乾燥させる方法です。
最も単純で原始的な精製方法ですが、コクが強い仕上がりになるとされています。
乾燥に時間がかかりますので収穫時期に雨の少ないことが必要、現在では主にブラジルやイエメン、
エチオピアなどで行われています。
欠点豆(未熟豆や虫食い豆)や不純物(石や小枝など)が混入してしまう比率が他の精製方法よりも高く、
上質な仕上がりにするにはハンドピック(人の手による異物除去作業)が欠かせません。
欠点豆の混入度合いが高かったり乾燥工程がスムーズでないといやな発酵匂を伴ってしまう場合があります。
より上質な仕上がりのために、乾燥前に水に漬け欠点豆や石などを除去したり(多くの欠点豆や小枝などは水に浮きます。
また小石なども比重の関係で分離できます)、
単純に土の上に広げるのではなくコンクリート製の乾燥場にしたり、アフリカンベッドと呼ばれる
台座の上で風通しを良くした状態での乾燥を行ったりする場合もあります。
ブラジルなどの先進的な農園では最新のコンピューターやレーザー技術を応用した欠点豆の自動除去装置を
備えているところもあります。
★フルウォッシュド精製とは、
収穫したコーヒーチェリーの果肉を除去し、カラ(パーチメント)についたヌメリを取り除くために水槽に
一晩程度漬けて発酵させ、再度水洗除去を行いきれいになったパーチメントに乾燥をかけるというものです。
大量の水と専用の設備が必要ですが、水洗いの時点で欠点豆や異物の混入を防ぐことが可能で、
香味としてはすっきりときれいな香味になるとされています。
豆本来の香味を忠実に表現できる方法とされていて、現在世界的に主流となっている精製方法です。
除去した果肉や発酵槽から出る汚水などは周囲の環境に悪影響を及ぼす場合があるため、
オーガニック団体などが中心となり、その適切な処理をすることが求められてきています。
★パルプド・ナチュラル精製とは、
ナチュラル精製とフルウォッシュド精製の中間的な精製方法で、セミウォッシュド精製とも呼ばれます。
収穫されたコーヒーチェリーの果肉を除去するところまではフルウォッシュド精製とほぼ同じですが、
その後ヌメリのついた状態のパーチメントをそのまま乾燥にかける精製方式です。
大規模な設備や大量の水を必要としないため小規模農園でも可能で、
水資源の乏しい地域でフルウォッシュド精製が不可能な地域でも、
収穫時期に雨が多くナチュラル精製が不可能な地域でも可能な精製方法です。
香味は独特な甘みの強いアロマになるとされていて、現在非常に注目されている精製方法でもあります。
ブラジルを始め、中米各国などの先進的な農園ではかなり積極的に取り入れられています。
ちなみにジャマイカのブルマンやハワイのコナコーヒーの多くは現在このパルプドナチュラル精製です。
果肉に残すヌメリの量によって仕上がりの香味に劇的な変化が起きたりする場合も多く、
特にコスタリカの小規模農園などでは積極的にこのヌメリ量の調整による香味の調整に取り組んでいます。
これらのコーヒーは「ハニーコーヒー」「ブティックコーヒー」などと言われ、
独特の甘みを持ったコーヒーとして世界的に大きな注目を集めています。
▲スマトラ式精製について、
パルプドナチュラル精製の一つとして「スマトラ式」と呼ばれる精製方法があります。
マンデリンで有名なインドネシアスマトラ島で主に行われている特殊な精製方法で、
マンデリンの独特な香味はコーヒーの品種や土壌によるだけでなく、
この特殊な精製方法によって作られている部分が強いと言えます。
基本的にパルプドナチュラル精製と同じなのですが、通常はナチュラルでもフルウォッシュドでも
パルプドナチュラルでもパーチメントの状態で生豆の水分量10数パーセントになるまで
乾燥させてからドライミル(脱穀)を行います。しかし、このスマトラ式の場合は果肉を除去後、
生豆の水分量が50%ほどもある状態で脱穀をしてしまいます。
脱穀後にさらに乾燥をかけ、最終的に生豆の水分量が10数%になってから輸出されるというわけです。
世界的にみても普通はパーチメントの状態で乾燥させますが、スマトラ式だけはパーチメントを
取り除いて生豆にした状態で本格的な乾燥を行っています。
このためこの方式で作られているマンデリンの生豆は他の地域生豆と比べて
明らかに緑色が濃く、脱穀時にはまだ柔らかいため少し潰れたような形状になっています。
頻繁にスコールの降る地域でナチュラル精製はそもそも不可、
小規模農家が大半でインフラも不十分なため、フルウォッシュド精製も根付かなかったため
このような精製方式が一般的になったようです。
独特なマンデリンの風味をつくり出してくれる素晴らしい精製方式ではありますが、
水分量の高い状態でパーチメントから生豆を取り出してしまうということは、
生豆の品質保持に大きな問題を起こしてしまう可能性も高くなってしまいます。
スマトラ島でマンデリンとして出荷される高品質なアラビカ種豆の割合は全体の5%程度と
言われていますが(大半はインスタントコーヒーなどにも用いられる低規格のロブスタ種が占めています)、
その中でも上質なマンデリンを見つけるのはとても難しいとされています。
それはこの特殊な精製方式にも大きく関係しているんです。
タグ :精製方法
2013年01月24日
味の決めてはズバリ甘味!
アロハ! frestaplusオーナー焙煎人&surfer マスター荒野です。
オージー帰りのマスターには最近の極寒日はかなり堪えます。
熱狂的なファンをもつ
マンデリン・ビンタンリマが一時終売。新商品として
期間限定ですがニューアイテム 「マンデリン・ブルーバタック」が入荷しました。
◆独特のマンデリン臭 甘味ともバッチリです!

◆マンデリン・ブルーバタック 200g ¥1300
(深煎り/フレンチロースト スマトラ島リントン地区)
◆産地独特のテロワール(地勢、気候、土壌の個性)が色濃いコーヒー
マンデリンはエチオピア「モカ」と並び産地独特の地勢、気候、土壌の個性が
強く反映されています。 産地によっての特徴が
風味、味わいにハッキリと出ますね!
◆なぜマンデリンとは、あの独特の香り、味わいなのか?
それは「スマトラ式精製方法」というインドネシア独特の製法が要因です。
世界の主流精製方法
●ナチュラル精製(収穫後すぐ天日乾燥)
●ウォッシュド精製(収穫後、果肉除去⇒水洗⇒乾燥)
があります。 どちらの製法も生豆水分含有量が約10%まで
乾燥させた後、脱穀します。 がしかし!
マンデリンに限っては果肉を除去後、生豆の水分量が50%ほどもある状態で
脱穀をし、脱穀後にさらに乾燥をかけ、最終的に生豆の水分量が
10数%になってから輸出されるというわけです。
この方式で作られているマンデリンの生豆は他の地域生豆と比べて
明らかに緑色が濃く、脱穀時にはまだ柔らかいため少し潰れたような形状になっています。
あの独特な素晴らしい香りの最大の要因がこの「スマトラ式精製方法」に
あるわけですね。
もっと詳しく知りたい方はコチラをどうぞ
◆味の決めては?!
ズバリ・・・・コレまた個性派な香りと厚みある甘味です。
今までのマンデリンとは一味違う芳香 独特の苦味に負けない位の
甘味を感じました。
◆タイミングもバッチリ!
卸さんから紹介してもらったタイミングで
昨年末他所のコーヒー屋さんで飲む機会がありました。
マンデリンの苦味はしっかりあり でも甘いんですよ!
オッ! これイケるわ!と・・・ ナイスタイミングでした。
◆ココを感じながら飲んでいただきたいです。
口に含む直前にカップから漂う香りも、モチロンですが・・・・
飲込んだ瞬間、鼻から「フゥ~」っと抜けてくる後味
深煎りの甘苦~いチョコレートのような感覚と完熟フルーツ(マンゴー系)がミックスされた
フレーバーを特に感じていただきたいです!
鼻から抜ける後味が 満足感をアップさせてくれるんですね~ (オレだけ? イヤそげん事ないとおもいます 笑)
【独自のノウハウ】
マンデリンに関して唯一の課題は製造ロットによって風味にブレがあることなんです。
この「ブルーバタック」はコーヒー輸入業界大手の「ボル・カフェ」グループが
生産農家と緊密な共同作業の関係を築くことで、独自の原料確保や、乾燥設備など、豆の資質を
最大限に引き出す生産処理のノウハウで、安定的に高品質のリントン・マンデリンを供給することを
可能にしています。
◆苦味、甘味、熱帯フルーツの香味
今までとまた一味違う個性派マンデリンです。
熱狂的な「マンデリン・ファン」はもちろん 深煎りでマッタリとした甘苦い味わいを
好む方、ミルク派にも満足していただけるコーヒーです。
「マンデリン」ってどんな味なん?と興味と不安が入雑じってるあなた・・・・・
ご心配なく テイスティングもOKサインです!
では今週もFrestaplusでお待ちしております mahalo!
2013年01月18日
オーストラリア コーヒー事情?
Good Day!(オージーは訛って グッダァ~イ)
今週 サーフィンも兼ねて? ゴールドコーストへ家族と共に。。。
短い滞在でしたがサーファーズパラダイスを満喫
ちょっと南下してサーファー、ピッピー、バックパッカーの街
Byronbay(バイロンベイ)にも行けたのでめっちゃ楽しかったです
さて
オーストラリアのコーヒー、カフェ事情はどんなものか・・・・

◆ZARRAFFAS COFFEE
ゴールドコーストのあちらこちらで見かけました
スタバ的存在かな

◆ホテル近くのエスプレッソバー
朝早くから賑わってましたね
◆ちょっとクールな感じのコーヒー屋

サーファーズパラダイスのメイン通りにあったカフェ
どこもエスプレッソがメイン というかエスプレッソマシンだけ
ドリップコーヒーはナシ
オセアニア発祥らしい 「Flat White」(フラットホワイト」という
カフェラテのようなエスプレッソ1/3 スチームミルク2/3のドリンクが多く。
しかしカフェラテやカプチーノと比べるとフォームの量が少なくエスプレッソ版のカフェオレとも言える。かな?
でも圧倒的な違いはあるのか?? ないよね。
それと「ロングブラック」というエスプレッソのお湯割り
シアトル系カフェの「アメリカーノ」
何処も似たようなテイスト
(店によって濃い、薄いはあるが・・・・)
でも 全然飲めます 毎日3~4杯 ロングブラックを飲んでました。
フラットホワイトも1回チャレンジしましたが やはりミルクは苦手だった 笑
とにかくオセアニアのカフェは「フラットホワイト」文化みたいですね!
ロースターを見れなかったのが残念
20年ぶりのオーストラリアでした
物価上昇にビックリ! 日本がデフレ真っ只中もあるんだろうね
何もかも高く感じます。
カフェで置いてある食べ物 サンドウィッチなんかも
$8~$9!確かにビックサイズだけど ¥800~¥900な感じです(最近 豪ドル上昇傾向だし)
ミネラル500mlも$4~4.5 バリ高けぇ~
もちろんコーヒーもショートサイズで $3.9~
いかにマクドが安いか・・・・
ロングブラック飲んで サンドイッチ食べたら ¥1300~1400の感覚でした
もうビックリ!
Tシャツ、サーフトランス 買い込んでやろう!と企んでたけど
日本で買っても変わらんやん!
買い物も
シープスキンとビーサンだけ 笑
でも 街がせかせかしてなくて
メローな感じで 楽しかったなぁ~
あとこれだけは強く感じました
オージーはみんな優しくて 親切!
短い滞在でしたが オージーコーヒー文化も体感でき
ちょっとだったけどサーフィンもできたし ラッキー ラッキーな
ショートトリップでした。

サーファーズパラダイスのメイン通り
2013年01月18日
新作 マイスターブレンド
アロハ! 焙煎人&極寒サーファー 荒野です。
今日は新作 オリジナルブレンドのご紹介です。
今後Frestaplusのコーヒーといえば「マイスターブレンド」と自信を持って
勧めれるべく【美味しさのバランスだけ】を考えて原料を厳選しました。

◆Frestaplus Meister blend(マイスター ブレンド) 200g ¥1200
(使用豆:ブラジル・コロンビア・グァテマラ/中深煎りシテーロースト)
◆「お前の店の看板商品はセール品なの?」
ある方からこういうコメントをいただきました・・・・・
「確かにフレスタブレンドは美味いよね。けど オリジナルブレンドというのは店の顔だよね
それがセール品で良いの・・・・・?」 数ヶ月自問自答を繰返すオレ・・・・・
現在もフレスタブレンドをご愛飲してくれる方はたくさんおります
僕自信も味わい、バランスとも良いな~と。
値ごろ感もあって 美味しいと喜んでくれる方がたくさんいてくれて
これはコレでOKです! ありがとうございます!
◆「美味さのバランス」だけに絞った
いろんな角度から思考して今よりも前に進もうと・・・
コンセプトは焙煎人である僕個人が使いたい原料だけで
原料の価格とか云々カンヌン抜きの「美味さのバランス」だけに絞ったブレンド。
①自信をもって勧めれるべく原料
現在、入手困難な高地で栽培されたティピカ種100%コロンビアの風味豊かな
コクと甘み
ナチュラル精製(100%天日乾燥だけ)のブラジルのマイルドな甘み
グァテマラの芳醇な香りと
スッキリとした甘みとバランス良い酸味がブレンドすることで
②ブレンドバランスもOKです!
ボディの強いコロンビアを入れすぎるとコロンビアの味が前に出すぎて
バランス悪いし、グァテマラも喧嘩してしましまうし・・・・・・
ブレンド比率が超難しかったですね~~
トライ&エラーの末 黄金比見つけました!
◆無駄な苦味、無駄な酸味、雑味を感じさせないコクと甘みと余韻だけ
今回セレクトした3種類の美味しい部分だけをブレンドすることで
香り、コク、甘みが絶妙にバランスを取り、新しいひとつの味として生まれ変わります
今後Frestaplusのコーヒーといえば「マイスターブレンド」と自信を持って
勧めれるべく「珈琲豆本来の甘み、美味しさ」を感じていただけます。
*もちろん「冷めても酸っぱくならない」は不変でございます! 笑
ということで、今週もFrestapliusでお待ちしておりますね~
mahalo!